学生時代には、あまり英語を勉強する必要性を感じていなくても、社会人になって「やはり真面目にやっておけばよかった」と思う方は多いのではないでしょうか。でも、あきらめることはありません。社会人になってからでも、英語の勉強は十分にできるのです。社会人がゼロから英語を勉強する方法をご紹介します。
アメリカ政府の期間による調査によると、英語ネイティブの人が多言語を習得するのにかかる時間は、以下のようになっています。
これは、逆に言えばその言語を使う人が英語を習得する時間としても参考にできると思います。つまり、日本人が英語を習得するには2200時間が目安ということになります。
かなり膨大な時間になりますが、一方で、私たちは学校教育でも英語の学習をしています。その時間は約1200時間ですから、差し引きをすれば、社会人の方は約1000時間程度英語の勉強をすればかなりのレベルまで達するということになるのです。
1000時間をわかりやすく説明すれば、毎日2時間から3時間勉強すれば、1年程度で達成することができます。これは、かなり現実的な数字ではないでしょうか。
しかし、社会人の方にとって、毎日継続的に時間をつくって、勉強に当てることも難しいことです。「仕事で疲れてしまいモチベーションが上がらない」「接待や付き合いで深夜になる」など、さまざまなことがあります。
また、勉強方法の問題もあるでしょう。巷には多くの英語勉強法なるものが溢れています。一つ一つを見れば非常に素晴らしい勉強方法かもしれませんが、その人にあった勉強方法なのかは分かりません。独学では、本当に自分にあった勉強方法なのか、本当に英語力がついているのかも分かりづらいのです。
上記のように、社会人になってから英語をゼロから始めるとすれば、1日2時間から3時間の勉強で1年間が目安となります。しかし、最初から毎日その時間を確保するのは非常に難しいので、まずは20分でも30分でもスキマ時間を見つけて継続していくことが重要です。通勤電車の中でも、昼休みの空き時間でも構いません。スマホアプリでリスニングの教材を聞くなど、を実践してみましょう。少しづつでも英語に慣れていくことが大切なのです。
また、最初から難しい教材を選ぶと、途中で挫折してしまう可能性が高くなります。自分が7割位理解できるテキストを使うと、良いでしょう。それと同時に、目標を立てることも忘れないでください。例えば「英検やTOIECを受ける」「海外旅行に行く」など、具体的な目標、ゴールを設定すると、継続しやすいでしょう。
しかし、それでもなかなかモチベーションを維持することが難しいと感じたときには、英会話スクールの利用も検討してみてください。対面式のレッスンはもちろん、現在ではリモートでのマンツーマンレッスンやライブ配信で参加する形式などさまざまなレッスン方法が選べます。づくーるには独学では得られないものも多くあるのです。